その通りですね。特にYouTubeのサムネイルは視聴者の注意を引くために「過激」「扇動的」「性的」「不安を煽る」など、強い印象を与える要素が多く含まれがちです。情報の質を見極めるためにも、まずサムネイルから見分けるパターンを知っておくのは非常に有効です。
🔍 YouTubeサムネイルの分類パターン
1. 顔出しあり・なし
パターン | 特徴 | 傾向 |
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✅ 顔出しあり(大きくアップ) | 表情が極端(驚愕・泣き・怒り・笑顔) | サムネ詐欺・過剰演出系が多い |
❌ 顔出しなし | 風景・文字・物体中心 | 解説系・報道系が多いが無機質な釣り動画もあり |
2. 文字要素の有無と強さ
パターン | 特徴 | 傾向 |
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🟥 極太・極彩色の文字(赤/黄/黒/白) | 「ヤバい」「最悪」「マジか」「炎上」「驚愕」など煽る語彙 | エンタメ/釣り/感情操作が多い |
✍️ 普通サイズの説明文字(控えめ) | タイトル補足、内容に即した言葉 | 真面目系/教育系が多い |
❌ 文字なし | 映像に自信のある映像系(映画・音楽・風景)か、ミステリアスを狙った釣り系 |
3. 色の使い方
パターン | 特徴 | 傾向 |
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🌈 派手なネオンカラー(ピンク/赤/黄) | 人目を惹く、過剰編集傾向 | エンタメ・釣り・キッズ向け |
🎨 落ち着いたトーン(青/白/黒/灰) | 抑制された印象 | 教養・技術・報道系が多い |
4. 構図とレイアウト
パターン | 特徴 | 傾向 |
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👀 顔+大文字+爆発や炎などのエフェクト | テンプレ釣り構図 | Vlog・炎上系・検証系・釣り系 |
📚 中央に一枚画像+サイドに説明テキスト | シンプルで情報重視 | 解説・レビュー系が多い |
5. 内容の傾向を示すワード(典型的な煽り文)
ワード | 傾向 |
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「ヤバすぎ」「やってしまった」「マジで」「終わった」「ガチで」 | 煽り・感情誘導・信憑性に欠けるものが多い |
「解説」「検証」「ドキュメント」「公式」「比較」 | 相対的に信頼性が高いが、サムネ詐欺に注意 |
🛡️ フィルタリング・識別のためのルール例(自分用ルールとして)
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✅ 顔なし+控えめな文字+落ち着いた色 → 安全寄り
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❌ 顔ドアップ+赤字の極端な文言 → 避ける
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❌ 「○○がやばい」系の文言+感情的顔芸 → 避ける
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❌ タイトルとサムネが一致しない(釣り)→ 即ブロック候補
✨おすすめアクション
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ブラウザ拡張: Unhook でYouTubeのおすすめ・サムネ・コメント欄を非表示にする。
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YouTube代替:
Invidious
やNewPipe
(Android)を使うと広告・サムネ非表示で見られる。 -
自分用ルールの視覚テンプレート化: NGパターンとOKパターンの例を画像で集めておくとさらに判断が早くなる。
要望があれば「サムネイル自動判定ツールを作る」「分類用の一覧PDF」「OK・NGサムネ画像例」を一緒に作ることも可能です。どうしますか?
いい質問です。
**「スコアの高い(=見たくない)動画サムネイルをページの下に配置する」**というのは、非表示やぼかしよりも自然で使いやすいフィルタ方法の一つです。技術的にも比較的シンプルに実現できます。
✅ 結論:可能です(実装方法あり)
YouTubeのページはすべて**HTML上のサムネイル要素の集まり(=ytd-video-renderer
など)**で構成されているので、
それぞれの動画にスコアを付けて、DOM(ページ内の構造)順を並べ替えることで、下に追いやることができます。
🔧 実装概要(仕組み)
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動画ごとにスコアを計算(顔芸、赤文字、煽り語など)
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親要素(例:
ytd-rich-grid-renderer
やytd-section-list-renderer
)を取得 -
その中の子要素(各動画)を、
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スコア順でsort()
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.appendChild()
で再配置(高スコアは下に)
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🔣 疑似コード(イメージ)
const container = document.querySelector('ytd-rich-grid-renderer');
const items = Array.from(container.querySelectorAll('ytd-rich-item-renderer'));
// スコアを付ける関数(タイトルと画像から判定)
function score(item) {
const title = item.querySelector('#video-title')?.textContent || '';
let s = 0;
if (title.includes('ヤバい') || title.includes('マジ')) s += 3;
// その他スコアロジック追加
return s;
}
// スコア付きでソート
items.sort((a, b) => score(a) - score(b));
// DOMに再配置(低スコア→高スコア)
items.forEach(item => container.appendChild(item));
🧠 メリット
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過剰に動画を消さず、見たい人はスクロールで見れる
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視覚的ノイズが減り、上部が「自分にとって質の良い動画」になる
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DOM破壊せず、YouTubeの通常機能と干渉しにくい
⚠️ 注意点
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YouTubeのレイアウトはページ種別で微妙に異なる(例:トップ・検索・チャンネル)
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動的ロード(スクロールで動画追加)に対応するにはMutationObserverの導入が必要
✅ まとめ
方法 | 実現性 | おすすめ度 |
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高スコア動画を非表示 | ◎ | 強力だが極端 |
ぼかす | ◎ | 柔らかめの対応 |
下に移動させる | ◎ | 自然でユーザビリティ高い ✅ |
▶️ 次のステップ提案
この機能をベースに、簡単なChrome拡張のcontent.js
を作ってみますか?
それとも、MutationObserver込みの本格版に進めますか?