なるほど、日本語で整理しますね。GNOME デスクトップの Console(GNOME Console ターミナル) 用のショートカット一覧です。
1. タブ管理
ショートカット | 動作 |
---|---|
Ctrl + Shift + T |
新しいタブを開く |
Ctrl + PageUp / PageDown |
タブ間の切り替え |
Ctrl + Shift + W |
タブを閉じる |
2. テキスト操作・画面操作
ショートカット | 動作 |
---|---|
Ctrl + Shift + C |
選択した文字列をコピー |
Ctrl + Shift + V |
クリップボードから貼り付け |
Ctrl + L |
画面をクリア(clear と同じ) |
Ctrl + Shift + ↑ / ↓ |
バッファのスクロール(上/下) |
Ctrl + + / Ctrl + - |
フォントサイズを拡大/縮小 |
Ctrl + 0 |
フォントサイズをリセット |
3. 仮想コンソール切り替え(GNOME外)
ショートカット | 動作 |
---|---|
Ctrl + Alt + F1 〜F6 |
仮想コンソール(tty1〜tty6)に切り替え |
Ctrl + Alt + F7 |
GNOME GUI に戻る |
💡 ポイント:
GNOME Console は軽量・シンプルなので、基本的にはタブとコピー/貼り付け、スクロールがメインです。
タブ管理をもっと高度にしたい場合は tmux
と組み合わせるとさらに便利です。
もし希望なら、GNOME Console + Linux 共通ショートカットのまとめシート を作って、印刷やすぐ参照できる形にすることもできます。作りますか?
ああ、そういうことですね。つまり「Linux ではターミナルがたくさんあるけど、それぞれショートカットがバラバラで統一できないの?」という疑問ですね。整理して説明します。
1. 現状の問題
Linux ではターミナルは多くの種類があります:
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GNOME Console(GNOME純正、シンプル)
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GNOME Terminal(GNOME標準、少し高機能)
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Konsole(KDE)
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Alacritty(軽量、tmuxと組み合わせることが多い)
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Kitty(高機能、GPU描画)
それぞれが独自のショートカットを持っています。
例えば「新しいタブ」は GNOME Console が Ctrl+Shift+T
、Konsole は Ctrl+Shift+T
だけどタブ移動が Ctrl+Tab
だったりします。
2. 統一したい場合の方法
A. tmux を使う
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どのターミナルでも同じキー操作でタブ(tmuxでは「ウィンドウ」)や分割画面を操作可能
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例:
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新しいウィンドウ(タブ代わり):
Ctrl+b c
-
ウィンドウ切替:
Ctrl+b n / p
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縦横分割:
Ctrl+b "
/Ctrl+b %
-
-
ターミナルに依存せず、ショートカットを統一できる
B. ショートカットを自分で設定
-
GNOME Terminal / Konsole はショートカットを自由にカスタマイズ可能
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例えば「すべてのターミナルで Ctrl+Alt+T で新しいタブ開く」などに統一できる
-
ただし、Alacritty はタブが元からないので tmux と組み合わせる必要あり
C. 端末エミュレータを統一
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すべて GNOME Terminal や Kitty など、ひとつの端末に統一する
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そうすればショートカットも統一可能
💡 結論
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ターミナルごとのショートカットはバラバラ
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統一したいなら tmux を使うのが最も現実的
-
それが嫌なら 端末を1種類に統一+カスタムショートカット するしかない
希望なら僕が tmux を使った「どのターミナルでも同じショートカットでタブ/分割操作できる設定例」 を作れます。
作りますか?
わかりました!では、どのターミナルでも同じようにタブや分割を操作できる tmux 設定例 を作ります。
ここでは、ショートカットを 直感的に統一 した例にします。
1. tmux インストール
ほとんどのディストリで可能です:
sudo nix-env -iA nixpkgs.tmux # NixOS の場合
# または Debian/Ubuntu 系なら
sudo apt install tmux
2. 基本設定ファイル作成
~/.tmux.conf
を作成して以下を貼ります。
# --- tmux 基本設定 ---
# prefix キーを Ctrl+a に変更(screen 風)
unbind C-b
set-option -g prefix C-a
bind-key C-a send-prefix
# ウィンドウ(タブ)操作
bind c new-window # 新しいウィンドウ(タブ)作成
bind n next-window # 次のウィンドウに移動
bind p previous-window # 前のウィンドウに移動
bind & kill-window # ウィンドウを閉じる
# ペイン(分割画面)操作
bind | split-window -h # 横分割
bind - split-window -v # 縦分割
bind h select-pane -L # 左ペイン
bind j select-pane -D # 下ペイン
bind k select-pane -U # 上ペイン
bind l select-pane -R # 右ペイン
bind x kill-pane # ペインを閉じる
# リロード設定
bind r source-file ~/.tmux.conf \; display "Config reloaded!"
# スクロールモードを使いやすく
setw -g mode-keys vi
bind -T copy-mode-vi v send-keys -X begin-selection
bind -T copy-mode-vi y send-keys -X copy-selection
# ステータスバーを見やすく
set -g status-bg colour235
set -g status-fg colour136
set -g status-left "#[fg=green]#H "
set -g status-right "#[fg=yellow]%Y-%m-%d %H:%M"
3. 操作の統一例
操作 | ショートカット |
---|---|
プレフィックス(tmux操作の開始) | Ctrl + a |
新しいウィンドウ(タブ) | Ctrl + a → c |
ウィンドウ切替 | Ctrl + a → n / p |
ウィンドウ削除 | Ctrl + a → & |
横分割ペイン | Ctrl + a → ` |
縦分割ペイン | Ctrl + a → - |
ペイン移動 | Ctrl + a → h/j/k/l (vim 風) |
ペイン削除 | Ctrl + a → x |
設定リロード | Ctrl + a → r |
💡 ポイント
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この設定なら どのターミナルでも同じ操作でタブ・分割が使える
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Vim風のキー操作で覚えやすい
-
スクロールやコピーも統一される
希望なら次のステップとして、GNOME Console や Alacritty でもこの tmux を自動起動する方法 もまとめられます。
作ってほしいですか?