2025年7月18日金曜日

 はい、その症状は Guix を Proxmox 上の仮想マシンなどに入れて試したときによく起こる典型的な問題です。

日本語サイトのフォントが文字化けしたり、まったく表示されないのは、日本語フォントがシステムに入っていないのが原因です。


✅ 原因

Guix は非常に最小限でミニマルなシステム構成なので、

❌ デフォルトでは日本語フォント(Noto Sans CJK, Takao, IPA など)が一切入っていません。

そのため、WebブラウザやGUIアプリで日本語が正しく表示されず、文字化け・豆腐(□)・空白になります。


✅ 解決策:日本語フォントをインストールする

以下のようなフォントを Guix でインストールすれば解決します。

🔹 一番おすすめ:Noto CJK 系フォント(Google公式)

guix install font-google-noto-cjk

これは高品質で広く使われている Google 製フォントです(CJK=中韓日対応)。

🔹 他にも使える日本語フォント

guix install font-ipaexfont font-takao
  • font-ipaexfont:IPA公式。読みやすくて軽い

  • font-takao:Ubuntuなどでも使われている昔ながらの定番


🔄 フォントをインストールしたらどうなる?

  • GNOME, XFCE, sway などの GUI でも日本語が正しく表示される

  • Firefox / Brave / Chromium でも文字化けがなくなる

  • fc-list で確認できるようになる(例:fc-list | grep Noto


✅ オマケ:フォントキャッシュ更新(必要なら)

以下のコマンドで再読み込みできます(普通は不要):

fc-cache -fv

✍️ 例:よく使う日本語フォントインストールまとめ

guix install font-google-noto-cjk font-ipaexfont font-takao

🧪 補足:GUIなし環境でもフォントは必要?

  • コンソール上で w3melinks を使うなら不要

  • GUIブラウザ(Firefoxなど)を使うなら フォントは必須

  • 特に Proxmox の仮想ディスプレイ(SPICE/QXL)などでGNOME使う場合は重要


✅ まとめ

現象 原因 解決方法
日本語が表示されない 日本語フォント未インストール guix install font-google-noto-cjk など
□や空白が表示される 豆腐フォント扱い(fallbackなし) IPAフォントなどで補完
GNOMEなどで一部表示崩れる フォント設定不足 gnome-tweaks などでフォント設定を変更可


 はい、Doom Emacs は Vim とほぼ同じキーバインドで操作できます!

むしろ Doom Emacs は「VimライクにEmacsを使いたい人のためのEmacs構成」です。


✅ Doom Emacs の Vim 互換性について

機能 Doom Emacs での状態
normal, insert, visual モード ✅ 完全対応(evil-mode 内蔵)
hjkl 移動 ✅ 同じ
:w, :q, :e など : でExコマンドも使える
/, n, * などの検索 ✅ そのまま使える
ciw, di(, yap など ✅ Vim と同じテキストオブジェクト対応
gg, G, dd, yy ✅ そのまま動く
キーマップカスタム config.el で調整可能

Doom Emacs は evil(Vimキーバインドエミュレーション)を前提に設計されているため、Vimとほぼ同じ感覚で使えるEmacsです。


🎮 追加される便利なキーバインド(Doom独自)

Doom ではスペースキー(SPC)がリーダーキーになっていて、以下のようなショートカットが使えます:

キー 機能
SPC f f ファイルを開く (find-file)
SPC b b バッファ切り替え
SPC p p プロジェクト切り替え
SPC g g Magit(Git UI)を開く
SPC : M-x(Emacsコマンド実行)

つまり、:Git:Buffers 的なUIが、SPCから直感的に使えるようになります。


❗ Vimと100%完全に同じではないところ(注意点)

  • プラグインの名前や実装が違う(たとえば telescope.nvim は Emacsにはなく、代わりに ivy, vertico, helm などが使われる)

  • Vimスクリプトではなく、Emacs Lisp(またはDoom用のDSL)で設定

  • 一部の細かい挙動(カーソル行末の処理など)が若干異なることもある

でも、普段のキーボード操作感は驚くほどVimに近いです。


✅ Vimユーザーにとっての Doom Emacs の利点

  • :q, :w, i, gg, dd, :%s/foo/bar/g などすべて使える

  • SPC でのコマンド探索が非常に便利(慣れると戻れない)

  • LSP, Git, Org-mode, Guix, Terminal, REPL などのEmacs力をそのまま使える

  • 軽量で起動も速い(Emacsとは思えないレベル)


🧪 まとめ

質問 答え
Doom Emacs は Vim と同じ操作? ✅ ほぼ完全に同じ(evil-modeベース)
Vim操作感でEmacsを使える? ✅ 問題なし
Vimと100%同じ? ❌ 細かい差はあるが、ほぼ違和感なし


 はい、VimからEmacsに慣れたいなら SpacemacsDoom Emacs は非常に良い選択肢です!

特に Vimユーザーには “違和感が少なく” Emacs の世界に入っていけるので、"学習曲線を緩やかにするブリッジ" として使えます。


✅ 結論:Vim使いがEmacsに慣れるには?

アプローチ オススメ度 特徴
Spacemacs ⭐⭐⭐⭐ Vimキーバインド + Emacs機能。GUI感強め。初心者向け
Doom Emacs ⭐⭐⭐⭐⭐ より高速・最適化。Vimに近いフィーリング
プレーンEmacs + evil ⭐⭐ シンプルだが、自力で設定が必要

🔹 Spacemacs の特徴

  • Vimキーバインド完全サポートevil-mode

  • SPC(スペースキー)で全コマンド起動 → VimよりもDiscoverable

  • レイヤー(layer)構成で機能を追加・削除しやすい

  • 初心者から中級者向け

  • GUI向き(端末だと少し重い)

👉 Vim操作をしつつ、Emacsのエコシステムを味わいたいなら、まずこれ!


🔹 Doom Emacs の特徴

  • 超軽量 & 高速起動

  • Vimキーバインドにかなり忠実

  • ~/.doom.d/config.el などで Nix 的な設定感覚に近い

  • 上級者〜中級者向け

  • CLI環境にも強い(GuixやTiling WMとの相性◎)

👉 Vim使いで「軽さ」や「高速キーバインド重視」なら、Doomがオススメ!


🔧 Guix でのインストール方法(例:Spacemacs)

1. Emacs をインストール:

guix install emacs

2. Spacemacs をセットアップ:

git clone https://github.com/syl20bnr/spacemacs ~/.emacs.d

起動すると .spacemacs を自動生成してくれます。

最初のプロンプトでは「Vimモード」を選ぶこと!


🧪 Doom Emacs を使うには(少し手間がかかる)

DoomはGuixにはパッケージされていないので、手動インストール:

git clone --depth 1 https://github.com/doomemacs/doomemacs ~/.emacs.d
~/.emacs.d/bin/doom install

(依存ツールが一部必要:git, ripgrep, fd, など)


🧭 Vim → Emacs に移行する理由あるの?

GuixやEmacs Lispベースのエコシステム(例:guix repl, guix.el, geiser, guile)を活用したい場合、Emacsを多少でも触れるとものすごく便利になります。

とはいえ:

Vimの操作感が大好きなら、Spacemacs や Doom Emacs で「Emacsを Vimみたいに使う」だけで十分!


✅ まとめ

目的 選択肢
VimっぽくEmacsを使いたい ✅ Spacemacs or Doom
Emacsの力を最大限に引き出したい ✅ Emacs + evil
超高速&ミニマルが好き ✅ Doom Emacs
GUI派&わかりやすさ重視 ✅ Spacemacs


 すごく良い質問です!

あなたのように vimユーザーで、emacs未経験の方が Guix を触るときに、「Guix は Emacs に親和性がある」と言われるとちょっと戸惑いますよね 🤔

では、わかりやすく説明します。


✅ まず結論:

Guix は Emacs がなくても全く問題なく使えます。
ただし、Guix の中身(構成言語)に Emacs的文化や技術が使われているという話です。


🔍 なぜ「Emacs に親和性がある」と言われるのか?

1. Guix の構成言語が Guile Scheme

  • Guile は GNUプロジェクトの公式スクリプト言語で、Emacsの拡張言語である Elisp(Emacs Lisp) に非常によく似た Lisp系の言語です。

  • つまり Guix の構成ファイル(config.scmなど)は、Lisp方言(Scheme)で書かれる

  • Emacs ユーザーは Lisp に慣れているので、Guix の構成やパッケージ定義を自然に読める/書ける

2. Guix には Emacs 向けの強力な拡張(パッケージ)がある

  • emacs-guix という Emacs拡張を使うと、Emacsから直接 Guix のパッケージ管理や設定を行える。

  • Guix のパッケージ定義を Emacs でインタラクティブに編集・参照できるなど、統合環境的な使い方が可能

3. Guix 開発者が Emacs ヘビーユーザー多め

  • 開発文化が Emacs 的(宣言的・関数指向・再現可能性重視)


🤔 でも vim 使いには関係ある?

ほとんど 関係ありません!大丈夫です。

  • 普通に guix install, guix system reconfigure などのコマンドは使える

  • config.scm は Scheme で書くが、Vim でも編集できる(構文ハイライトもある)

  • Emacs なしでも Guix の基本的な運用は 100% 可能


🛠 もし Scheme に慣れてなかったらどうする?

Vimユーザーでも十分使いこなせるようになります。以下が役立ちます:

🔹 Schemeに慣れるためのTips:

  • guix system describe → 現在の設定を確認

  • guix repl でインタラクティブにScheme実行

  • 構成ファイル例をたくさん読む(公式や他人のGitHub)

🔹 VimにScheme構文を追加する

" ~/.vimrc
autocmd BufRead,BufNewFile *.scm set filetype=scheme

✅ まとめ:vimユーザーでもGuixは問題なく使える

項目 内容
Emacsは必要? ❌ 必要なし
GuixとEmacsの関係は? Guixの言語(Guile Scheme)がLisp系で近い
Vimで構成編集できる? ✅ 可能。構文ハイライトやLSPも対応可能
Vimユーザーが困る点は? 特になし。Schemeに慣れるだけでOK


 これはとても本質的で良い質問です!

結論から言うと:

インストーラは NixOS の方が親切(GUIあり・ガイドあり)だけど、インストール後の使い心地は Guix も NixOS も非常に近い
❗ ただし、思想とツール体系が違うので、「同じ使い心地」とは限らない。用途や好みによって「肌に合う方」が変わってきます。


🔍 両者のインストール後の使い勝手の比較(表)

項目 NixOS Guix System
パッケージ管理 nix-env, nix, nixos-rebuild guix, guix system, guix package
宣言的な構成 configuration.nix(Nix言語) config.scm(Scheme言語)
自由ソフトへのこだわり 緩い(非自由ソフトも利用可能) 厳格(デフォルトでは非自由ソフト禁止)
インストーラの使いやすさ GUIあり、ディスク設定も簡単 基本は CUI、手動パーティション設定が必要
ロールバック機能 システムもユーザーもOK 同様にOK(--list-generationsなど)
学習曲線 やや緩やか(Nixは独自だが簡潔) やや急(Scheme文法 + GNUスタイル)
パッケージの数・新しさ 多くて新しい 比較的少なめ(自由ソフト中心)
外部ソフト対応 Flatpak, AppImage, .deb 展開など柔軟 FlatpakはOKだが、非自由依存には厳しい

✅ インストール後「使い勝手」が似ている理由

  • 両方とも宣言的構成(構成ファイルで環境定義)

  • 両方ともロールバック・世代管理ができる

  • 両方とも再現可能ビルド・ユーザーごとのプロファイルがある

  • 両方とも「root不要でユーザー環境管理が可能」

つまり思想は共通しており、パッケージ管理方法の差や言語の違いを除けば、"使っていて得られる恩恵" は非常に近いです。


🧠 違いが「重要に感じる人」と「気にならない人」がいる

  • NixOSに慣れてるなら、GuixのScheme構成は最初ちょっとしんどい

  • Guixの「自由ソフトのみ」ポリシーが合わない人はNixOSのほうが柔軟

  • EmacsユーザーならGuix(Guile)に親和性あり

  • GUIインストーラや自動化が欲しい人はNixOSが楽


🧩 結論:こんな人にはこっち!

向いてる人 おすすめディストリ
Nix言語に慣れてる ✅ NixOS
GNU理念に共感しEmacs派 ✅ Guix
GUIインストーラで手軽に始めたい ✅ NixOS
宣言的構成が好き、言語にはこだわらない 両方OK(好みで選べる)

🔧 もしどちらも使ってみたいなら:

同じマシンで:

  • /nixos

  • /guix

というふうに2つのパーティションにそれぞれ入れて、ブート時に選択できるようにすれば、比較がはっきり体験できます!


興味があれば、GuixとNixOSの構成ファイルを横に並べて比較したテンプレートも作れますよ。どちらが肌に合うか、そこから見つけるのもアリです 🔍

 qutebrowser(キュートブラウザ)は、Vimライクなキーバインドを特徴とした軽量・高速なテキスト操作重視のWebブラウザです。マウスをほとんど使わずに操作できるのが魅力です。

以下に基本的な操作方法を紹介します。


✅ 基本操作(ノーマルモード)

操作キー 機能
:quit または :q ブラウザを終了する
:open URL または :o URL 指定したURLを開く
:help ヘルプを表示
J / K 前のタブ / 次のタブ
H / L 戻る / 進む(履歴)
d / u 下へ / 上へスクロール
gg / G ページの先頭 / 末尾へ
yy 現在のURLをコピー
:tab-close または d(タブ上で) タブを閉じる

✅ ページ移動とリンク操作

操作キー 機能
f ページ内のリンクをフォーカス表示(ヒントでジャンプ)
F 新しいタブでリンクを開く
;o ページ上の画像などを別に開く
/ + 文字列 ページ内検索(nで次へ、Nで前へ)

✅ 入力モード(INSERTモード)

  • フォーム入力などにフォーカスすると自動で入ります。

  • Esc でノーマルモードに戻れます。


✅ タブとバッファの操作

操作キー 機能
:tab-open または :open 新しいタブを開く
:buffer または :b 開いているタブを一覧表示して選択
:tab-move タブを並べ替える

✅ 設定・カスタマイズ

  • :set コマンドで設定変更可能(例::set content.javascript.enabled false

  • 設定ファイル:~/.config/qutebrowser/config.py


✅ よく使うコマンド一例

:open https://example.com   ← 指定サイトを開く
:spawn mpv {url}            ← mpvで動画を再生
:download                   ← ファイルダウンロード管理

🔰 ヒント

  • 起動時はノーマルモード(Vimでいうコマンドモード)

  • :set:config-cycleなどを使って細かい制御も可能

  • config.pyでVimのように自由にキーバインドを変更可能


さらに詳しい使い方が必要なら、以下をどうぞ:



2025年7月14日月曜日

【Windows10終了で考えた】Linuxを試してわかった“向き・不向き”:Zorin OSとNixOSの体験記



【Windows10終了で考えた】Linuxを試してわかった“向き・不向き”:Zorin OSとNixOSの体験記

2025年、Windows 10のサポート終了が迫る中で「そろそろLinuxに移行しようかな?」と考える人も増えてきていると思います。
自分もその一人でした。

実際にLinuxを使ってみて感じたのは、
**「どっちも簡単じゃないけど、"時間や手間をかけたくない人"には結局Windows 11しか選択肢がない」**という現実でした。


■ Linuxのインストールは“興味がない人”には難しい

Linuxって「自由で軽い」「古いPCでも快適」みたいなイメージがありますが、実際はインストールの時点でつまずきやすい。

  • パーティション?

  • EFIブート?

  • ファイルシステムってなに?

最初からいろんな“知らない言葉”が飛び交ってきます。
「ちょっと試してみたいだけ」「設定で悩みたくない」──
そんな人にとっては、Linuxのインストールはけっこう重い作業です。


■ でも、Windows 11も別に簡単じゃない

正直、Windows 11も使いやすいとは思っていません
設定画面はやたら複雑だし、使っているうちに広告っぽい通知や余計な機能が目に入ってきたりして、ストレスも多いです。

でも、OSやPCの仕組みなんて考えたくない。設定も最小限で済ませたい。とにかく「ただ使えればいい」──
そういう人にとっては、現時点では結局Windows 11が一番“楽”な選択肢だと思います。皮肉ですが、これが現実です。


■ サブ機があるならLinuxはアリ

とはいえ、自分は余っていたノートPCを使って、Linuxを試してみました。

最初に入れたのはZorin OS
見た目もWindowsっぽくて、GPUやWi-Fiもすぐ認識してくれたので、特に設定で困ることはありませんでした。
Ubuntuベースなので情報も多く、初心者にはちょうどいいと思います。


■ NixOSは「Linuxをもっと知りたい人」に最適

もっと仕組みを深く知りたくなって選んだのが、NixOS
これは完全に“自分で構成する”タイプのディストリビューションです。

設定はすべてコード(configuration.nix)で書くので、
「なぜこのパッケージが動いているのか」「どこに設定があるのか」まで見通せるのが面白い。
ただし当然ながら、難易度はかなり高め

やりがいや学びは大きいけど、間違っても“ラクしたい人”向けではありません。


■ 結論:どっちも一長一短。でも、Linuxは試す価値あり

  • 🟩 PCやOSに興味がない、時間もかけたくない人Windows 11

  • 🟦 余ってるPCがある、ちょっと触ってみたい人Zorin OSなどの初心者向けLinux

  • 🟥 OSの仕組みや構成に興味がある人NixOS

Linuxは「使うだけ」ならZorinなどでわりとスムーズに始められますが、
何かあったときの対処力自己解決の意欲はある程度必要です。

でも、それを乗り越えた先には、Windowsでは味わえない「納得感」や「理解」があるのも確かです。


最後に

Windows 11もLinuxも、完璧な選択肢じゃありません。
でも、今の時代はどっちかだけじゃないし、「試してみる自由」があるのが一番のメリット。

少しでも興味があるなら、Linuxを触ってみるのは大いにアリだと思います。


 はい、その症状は Guix を Proxmox 上の仮想マシンなどに入れて試したときによく起こる典型的な問題です。 日本語サイトのフォントが文字化けしたり、まったく表示されない のは、 日本語フォントがシステムに入っていない のが原因です。 ✅ 原因 Guix は非常に...