🧭 どれを選ぶ?Vim操作で使える3つのIDE的エディタ
Vim操作に慣れている人が、IDE的に快適に開発したいときの選択肢を比較します。
🔷 VS Code + Vim拡張(最も手軽)
- メリット: すぐ使える。Vim操作+豊富な拡張機能。LSP、補完、Git操作、デバッグ機能すべて完備。
- デメリット: やや重め。Vim拡張は本家ほど細かくない。
- 向いてる人:「今すぐ快適に開発したい」「IDEとして使いたい」「Vim操作は補助的に使いたい」
🔶 Neovim(+ LazyVim / AstroNvim)
- メリット: Vim完全互換。高速&軽量。Luaで柔軟にカスタマイズ可能。LSPや補完、Git連携も可。
- デメリット: 初期設定に時間がかかる。プラグインの選定や理解が必要。
- 向いてる人:「Vim操作を極めたい」「自分でエディタを作り込むのが好き」「軽さ重視」「CUIでも快適に使いたい」
🔸 Emacs + Evil(特に Doom Emacs)
- メリット: Vim操作でEmacsの強力機能(例:Org-mode, Magit, REPL統合)が使える。
- デメリット: 学習コストが高い。Emacs固有の概念に慣れが必要。やや起動が重い。
- 向いてる人:「Emacs機能に興味がある」「Vim操作を捨てたくない」「統合開発環境を極めたい」
📊 比較表
観点 | VS Code + Vim | Neovim | Emacs + Evil |
---|---|---|---|
Vim操作 | ◎ | ◎ | ◎ |
IDE機能 | ◎ | ○〜◎ | ○ |
起動の速さ | ○ | ◎ | △ |
拡張性 | △ | ◎ | ◎ |
設定の手軽さ | ◎ | △ | △ |
📝 結論(目的別おすすめ)
- すぐ快適に開発したい: VS Code + Vim拡張
- 軽くて自分好みに育てたい: Neovim(+ LazyVim)
- Emacsの機能に惹かれてる: Doom Emacs + Evil