Fedora 41 と Xorg、そして Ubuntu 24 について
Fedora 41 で Xorg が使えなくなった件、ご心配ですね。
Ubuntu 24 と Xorg
現在、Ubuntu 24 の正式なリリース情報はまだ出ていませんが、過去のトレンドや現在の Ubuntu の状況から推測すると、Ubuntu 24 でも Xorg を利用できる可能性は高いです。Ubuntu は、比較的安定性を重視し、ユーザーの選択肢を広く持たせる傾向があるため、Xorg を完全に廃止するようなことは考えにくいでしょう。
Xorg が使えるディストリビューション
Xorg を利用したい場合、Ubuntu 以外の選択肢もたくさんあります。以下に、Xorg をサポートしている代表的なディストリビューションをいくつか挙げます。
- Debian: Ubuntu のベースとなっているディストリビューションです。安定版である Stable リリースでは、Xorg がしっかりとサポートされています。
- Linux Mint: Ubuntu をベースにした、よりデスクトップ環境に特化したディストリビューションです。初心者にも扱いやすく、Xorg を利用するユーザーが多いです。
- openSUSE: SUSE Linux Enterprise Server をベースにしたコミュニティディストリビューションです。安定性とカスタマイズ性の高さに定評があります。
- Arch Linux: 高度なユーザー向けのディストリビューションです。最新のパッケージが利用でき、Xorg の設定も柔軟に行えます。
ディストリビューション選択のポイント
ディストリビューションを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
- 安定性: 最新の機能を求めるか、安定性を重視するか。
- デスクトップ環境: GNOME、KDE、XFCE など、好みのデスクトップ環境が利用できるか。
- パッケージ管理: apt、yum、pacman など、どのパッケージ管理システムが使いやすいか。
- コミュニティ: 困ったときに相談できるコミュニティの規模や活発さ。
まとめ
Fedora 41 で Xorg が利用できなくなったことで、他のディストリビューションに切り替えを検討されているかと思います。Ubuntu 24 も Xorg を利用できる可能性は高いですが、より確実な情報を得るためには、正式なリリース情報が出るまで待つ必要があります。
上記で紹介したディストリビューション以外にも、Xorg をサポートしているディストリビューションは数多くあります。ご自身の利用用途やスキルレベルに合わせて、最適なディストリビューションを見つけてください。
もし、特定のディストリビューションについて詳しく知りたい場合は、お気軽にご質問ください。
補足
- Wayland は、Xorg の後継として開発されたディスプレイサーバプロトコルです。Wayland を採用するディストリビューションが増えてきていますが、Xorg を完全に置き換わるにはまだ時間がかかるでしょう。
- ディストリビューションの選択は、個人の好みや利用環境によって異なります。複数のディストリビューションを試して、自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。
ご不明な点があれば、お気軽にご質問ください。