このような問題は、Fedora 40を含む多くのLinuxディストリビューションで時々発生することがあります。xmodmapの設定が突然無効になる主な原因と、それを回避する方法についていくつか説明します:
1. 原因:
- デスクトップ環境やウィンドウマネージャが再起動した場合
- 省電力モードから復帰した場合
- 新しい入力デバイスが接続された場合
- システムアップデートにより設定が上書きされた場合
2. 回避方法:
a) 自動再適用スクリプトを作成:
xmodmapの設定を定期的に再適用するスクリプトを作成し、crontabで実行するようにします。
```bash
#!/bin/bash
xmodmap ~/.Xmodmap
```
このスクリプトを保存し、crontabに以下のように追加します:
```
*/5 * * * * /path/to/your/script.sh
```
b) システムスタートアップに追加:
~/.xinitrcや~/.xprofileファイルにxmodmapコマンドを追加します:
```bash
xmodmap ~/.Xmodmap &
```
c) udevルールを使用:
新しい入力デバイスが接続されたときにxmodmapを再適用するudevルールを作成します。
d) システムイベントに反応するスクリプトを作成:
ACPIイベントやデバイス接続イベントを監視し、それらが発生したときにxmodmapを再適用するスクリプトを作成します。
e) 代替ツールの使用:
xmodmapの代わりにxkbや、より新しいツールであるinputremapperなどを使用することを検討してください。これらは通常より安定しています。
これらの方法を組み合わせることで、xmodmapの設定が突然無効になる問題を軽減できるはずです。特定の状況に最も適した方法を選んでみてください。