古いSSDが認識しないときの確認ポイントと対処法
現象
昔購入した Silicon Power製 32GB SSD をPCに接続しても、正常に認識せず利用できなかった。lsblk
では一瞬デバイスが見えるが、fdisk
や ddrescue
では「No such device or address」と表示され、安定してアクセスできない。
調査で分かったこと
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lsblk
では/dev/sdd1
として認識されていたが、ファイルシステム情報は空。 -
dmesg
には以下のようなエラーメッセージが大量に出力されていた。-
USBデバイスのリセットが繰り返される
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Device offlined
(デバイスがオフライン扱い) -
I/O error
(読み書きエラー) -
EXT4 journal recovery failed
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👉 ファイルシステムが壊れており、さらにSSD自体が物理的に故障している可能性が高い。
試した対処法
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ddrescue
を使ってデータ救出を試みたが、デバイスがオフライン化されており失敗。 -
USB-SATAケースやケーブルの不良の可能性もあったが、エラー内容から見てSSD本体の故障が濃厚。
考えられる原因
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SSDのコントローラまたはNANDフラッシュの寿命
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電源供給不足やUSB接続の不安定さ(可能性は低い)
今後できること
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データ救出を本気で行いたい場合 → 専門業者に依頼(費用は数万円〜数十万円)。
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データ不要なら → SSDは諦めて廃棄。ケースがあれば取り外して再利用可能。
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信頼性を考えると、このSSDを再利用してもすぐに壊れる可能性が高いため、ストレージ用途には不向き。
まとめ
古い小容量SSD(32GBクラス)は寿命を迎えている可能性が高い。
「一瞬認識するがすぐ消える」「I/Oエラーが大量発生」する場合は、残念ながら物理故障で復旧困難。
データが大事なら復旧サービス、それ以外はケースを再利用するのが現実的な選択肢となる。
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