2025年8月24日日曜日

Windowsはデュアルブートをわざとやりにくくしている:NixOS再インストールまでの記録



Windowsはデュアルブートをわざとやりにくくしている:NixOS再インストールまでの記録

経緯

  • SSD(256GB)に NixOS を入れて快適に使用していた。

  • 空き容量を作るために、パーティションを128GBに縮小。

  • 残りの128GBに Windows10 を新規インストール。

  • 結果、Windows10は起動するが、NixOSが起動しなくなった。


試した対策

  • GRUBを再インストール → Windowsによるブート領域の上書きで失敗。

  • 高速スタートアップを無効化 → それでもLinuxパーティションが「read-only」に。

  • ext4修復 (e2fsck) → Windowsインストーラーの影響でエラー頻発。

  • 何度試しても復旧できず、最終的にNixOSを再インストールするしかなかった。


問題の本質

問題は Linuxの不具合ではない
Windowsがデュアルブートを極端にやりにくくしていることが原因。

Windows側の「妨害」ポイント

  1. MBR / EFIブート領域を強制上書き

    • Windowsを後から入れると、Linuxのブートローダーはほぼ必ず消える。

  2. 高速スタートアップの罠

    • Windowsは完全にシャットダウンしないため、Linuxから見るとパーティションが不正な状態に。

  3. セキュアブート問題

    • 最近のWindows機ではセキュアブートがデフォルト有効で、Linuxを起動しにくくする。

  4. Linux共存を考慮しない設計

    • デュアルブートを前提としていないため、ユーザーが手動で設定を直さないとまともに動かない。


教訓

  • Linuxは悪くない。Windowsが壁を作っている。

  • デュアルブートするなら、Windows → Linuxの順番でインストールするのが安全。

  • Windowsの「高速スタートアップ」や「セキュアブート」は最初に無効化するべき。

  • Microsoftは事実上「Linuxを使わせにくくしている」という現実を痛感した。


感想

今回のトラブルを通してはっきり分かったのはこれ:

「WindowsはLinuxと共存する気がない」

Linuxはシンプルで、デュアルブート自体に問題はありません。
しかし、Windowsがブート領域を独占し、パーティションをロックし、結果的にユーザーに余計なトラブルを押し付けています。


もしこの要約をブログに載せるなら、見出しは 「Linuxは悪くない、Windowsが悪い」 くらい強めにした方が、読者にも意図が伝わりやすいと思います。

さらに視覚的にわかりやすくするため、

  • Windowsインストール前後のパーティション図

  • ブートシーケンスの変化(図解)
    を載せると、読者が直感的に「Windowsが上書きしてるんだな」と理解できます。


了解です!😊
では、ブログ用に 「Windowsがデュアルブートを壊す仕組み」 を一目で分かる 図解を作ります。
内容は次の2部構成にします:

  1. Windowsインストール前の状態(NixOS単独で正常動作中)

  2. Windowsを後から入れた後の状態(ブートローダー上書き → NixOS起動不可)

これに加えて、ブートの流れも簡単な図で示します。


ブログ用タイトル案

Windowsはデュアルブートをわざとやりにくくしている:NixOS再インストールまでの記録


図1:Windowsインストール前(正常状態)

┌────────────────────────────────────────────┐
│  SSD 256GB                                   │
├───────────────┬────────────────────────────┤
│ /dev/sda1 (128GB) │ /dev/sda2 (128GB 空き)        │
│  NixOS (ext4)      │  未使用領域                  │
├───────────────┴────────────────────────────┤
│ MBR / GRUB(NixOS用)                         │
└────────────────────────────────────────────┘

起動時の流れ:
  BIOS(Legacy) → GRUB → NixOS起動
  • GRUB が NixOS 用に正しく設定されている。

  • パーティションも問題なく読み書き可能。

  • 起動も安定している状態。


図2:Windowsを後から入れた後(問題発生)

┌────────────────────────────────────────────┐
│  SSD 256GB                                   │
├───────────────┬────────────────────────────┤
│ /dev/sda1 (128GB) │ /dev/sda2 (128GB)            │
│  NixOS (ext4)      │  Windows10 (NTFS)           │
├───────────────┴────────────────────────────┤
│ MBR / Windows Boot Manager に上書きされる       │
└────────────────────────────────────────────┘

起動時の流れ:
  BIOS(Legacy) → Windows Boot Manager
                           │
                           └─ NixOSを無視! → Windows10強制起動

起きた問題

  • Windowsインストーラーが MBRブート領域を強制上書き

  • GRUBが消える → NixOSを選べない

  • さらに、Windowsの「高速スタートアップ」機能により
    NixOSのパーティションが 不正状態と判定 → read-onlyでしかマウントできない


図3:デュアルブートを成功させる正しい順番

┌───────────────┬───────────────┐
│ Windows10 (NTFS) │ NixOS (ext4) │
└───────────────┴───────────────┘
         ↓
  BIOS(UEFI/Legacy)
         ↓
       GRUB
    ┌─────────┬─────────┐
    │ Windows │ NixOS   │
    └─────────┴─────────┘

ポイント

  • Windowsを先に入れる → Linuxを後から入れる
    → LinuxのインストーラーがGRUBを設定してくれるので共存が可能。

  • Windows高速スタートアップは最初に無効化しておく。


まとめ(ブログ本文用)

  • Linuxは悪くない、Windowsがデュアルブートをやりにくくしている。

  • 後からWindowsを入れると GRUBが上書きされる。

  • Windowsの高速スタートアップ機能はLinuxにとって厄介。

  • 正しい順番は Windows → Linux



2025年8月22日金曜日

NixOS の 設定

 そうです、その理解でほぼ合っています。整理するとこうなります。


1️⃣ configuration.nix の役割

  • NixOS の システム全体の設定 を書くファイル。

  • ここで指定するもの:

    • インストールするパッケージ(例:git, vim-full

    • サービスやドライバ(例:networking, nvidia driver

    • ユーザーや権限

  • 設定を反映するには sudo nixos-rebuild switch

この段階では Home Manager はまだ「単にシステム上で使えるパッケージを追加した」だけ。


2️⃣ Home Manager の役割

  • ユーザー単位の設定を管理。home.nix に書く。

  • ここで指定するもの:

    • ユーザー用パッケージ

    • dotfiles(.bashrc, .vimrc など)

    • GUI アプリ設定やツール

  • Flake ベースにすると、複数環境やバージョン切替に柔軟。

  • 例:

    home.packages = [ pkgs.ranger pkgs.vifm ];
    

3️⃣ Flake の役割

  • 特定の「環境セット」を定義するのに向いている。

  • 環境を切り替えたい場合(例:nvidia driver 470570)は Flake を作ってその中で選択肢を変えるのが便利。

  • 例えば Flake 内で inputs.nixpkgs.url を変えたり、nixosConfigurations 内の boot.kernelPackageshardware.nvidia.package を切り替えたりできる。


簡単なイメージ

ファイル 主な役割
configuration.nix システム全体 git, vim-full, nvidia driver
home.nix (Home Manager) ユーザー用 ranger, vifm, dotfiles
flake.nix 特定環境のセット定義 & バージョン切替 driver 470/570, nixpkgs バージョン指定

💡ポイント

  • 「通常よく使うソフトや設定」は Home Manager。

  • 「ハードウェアドライバやシステムレベルのパッケージ」は configuration.nix

  • Flake を使うと、同じマシンでも環境を簡単に切り替えられる。


もしよければ、nvidia ドライバ 470/570 切替用の Flake 構成例 を作って具体的に見せることもできます。
やってみますか?

はい、その通りです。ポイントを整理するとこうなります。


1️⃣ 従来の Home Manager (home.nix) の場合

  • 「システムに Home Manager をインストールして動かす」タイプ。

  • Flake を使わないので システムに紐づく単一の Home Manager 環境 が基本。

  • 新しい環境(例:driver を変えた別の環境)を作るには 上書きや手動切替が必要

  • つまり configuration.nix に追記して再ビルドするか、home-manager switch を都度実行する。


2️⃣ Flake ベース Home Manager

  • Flake は「環境を宣言的にまとめる」仕組み。

  • 複数の環境を定義して切り替えることが容易

    • 例:

      flake.nix
        ├─ nixosConfigurations
        │    └─ my-pc (ドライバ470)
        │    └─ my-pc-570 (ドライバ570)
        └─ homeConfigurations
             └─ hoge (ユーザー設定)
             └─ hoge-test (ドライバ570用に最適化)
      
  • nixos-rebuild switch --flake .#my-pc-570 のように、簡単に driver などを切替可能。

  • 「追加」や「並行管理」が容易。従来の Home Manager より柔軟。


💡まとめ

  • 従来型 Home Manager は「単一環境の上書き更新」しかできない。

  • Flake ベースだと「並行する複数環境を切り替えながら管理」できる。

  • だから NVIDIA driver の 470/570 みたいなハード依存設定を Flake でまとめると便利。


もし希望なら、NVIDIA driver 切替用の Flake 設定例 をサンプルで作れます。
作って見ますか?

その理解でほぼ合っています。整理するとこうなります。


1️⃣ DM/WM や Wayland/X11 の切替

  • Display Manager(DM):GDM, SDDM, LightDM など

  • Window Manager(WM):i3, KDE Plasma, GNOME など

  • Wayland/X11:ディスプレイサーバの種類

  • これらは システムレベルの設定 なので、通常は configuration.nix で指定します。

例:

services.xserver.enable = true;
services.xserver.displayManager.gdm.enable = true;
services.xserver.desktopManager.kde5.enable = true; # KDE
# Wayland/X11 切替
services.xserver.displayManager.session = "plasmawayland"; # Wayland版KDE

2️⃣ Flake を使う意味

  • Flake は 複数構成の宣言的管理 に向いています。

  • 例えば「GNOME x11」「KDE Wayland」「軽量WM + X11」をそれぞれ Flake で別定義できる。

  • 切り替えたいときは:

sudo nixos-rebuild switch --flake .#my-gnome
sudo nixos-rebuild switch --flake .#my-kde
  • 従来型 configuration.nix だと、切替時に同じファイルを書き換える必要があります。


3️⃣ ポイント

  • DM/WM/Wayland-X11 は システムの NixOS 設定 に属する

  • Flake は「複数のシステム設定を同居・切替するための仕組み」

  • だから、同じマシンで GNOME⇔KDE や X11⇔Wayland を柔軟に試すなら Flake が便利


💡まとめると:

切替対象 設定場所 Flake での利点
DM (GDM, SDDM) configuration.nix 複数構成の切替を簡単に管理
WM / DE (GNOME, KDE, i3) configuration.nix 同上
Wayland / X11 configuration.nix 同上

必要なら、GNOME / KDE / Wayland / X11 を Flake で切り替えるサンプル構成 作れます。
作って見ますか?

nixos nautilus の代替え

 なるほど、GNOME 上で Nautilus の動作が遅い と感じているんですね。NixOS で GNOME を使っていると、特に古めの PC だと Nautilus は少し重くなることがあります。

PCManFM への切り替えは十分あり得ます。軽量ファイルマネージャなので、特に古いマシンや低スペック環境では快適です。以下の点を整理します:


1. GNOME + Nautilus の特徴

  • GNOME と統合されている(デスクトップ表示、右クリックメニュー、検索、アイコン表示など)

  • 依存するライブラリが多く、重め

  • 特に大量ファイルのあるフォルダやネットワークドライブで遅くなる

2. PCManFM の特徴

  • 軽量、起動が速い

  • シンプルな UI で直感的に使える

  • 「デスクトップ管理」「ゴミ箱」など一部機能は手動設定が必要

  • GNOME との統合は Nautilus ほどではない(例えばドラッグアンドドロップの挙動や拡張機能は違う)

3. 互換性・注意点

  • GNOME で Nautilus を標準のファイルマネージャとしている場合、PCManFM に切り替えると一部ショートカットや「場所」リンクの動作が変わることがある

  • .desktop ファイルの関連付けや、ファイルオープンのデフォルトアプリ設定を調整する必要がある

  • NixOS では environment.systemPackages に PCManFM を追加して x-session-manager でデフォルトに指定する形で共存可能

4. 軽量化の工夫

  • Nautilus を残す場合:プレビューや拡張機能を無効化すると少し軽くなる

  • PCManFM を使う場合:GNOME と共存させる場合はデスクトップ表示機能を off にするか、GNOME のデスクトップ表示と競合しないように設定


💡 結論:

  • PCManFM は GNOME でも十分使える。軽量で動作も速く、古いPCならむしろ推奨。

  • ただし GNOME 特有の統合機能(検索や右クリックメニュー、デスクトップアイコン管理など)が必要なら Nautilus 併用も可能。

  • 完全に切り替える場合はショートカットやデフォルトアプリの設定を見直す必要あり。


もし希望なら、NixOS で GNOME で PCManFM をメインにして Nautilus はサブにする設定方法 も具体的に教えられます。
やってみますか?

なるほど、Nautilus や PCManFM 以外で 軽量かつショートカット操作が分かりやすいファイルマネージャ を探している感じですね。いくつか候補があります:


1. Thunar(Xfce の標準ファイルマネージャ)

  • 軽量で起動も速い

  • キーボードショートカットが直感的
    例:Ctrl+T 新しいタブ、F2 名前変更、Ctrl+L パス入力

  • 拡張機能も少なくて安定

  • GNOME 上でも問題なく動く

  • NixOS では thunarthunar-volman をインストール


2. Nemo(Cinnamon の標準)

  • Nautilus から派生していて機能は豊富

  • キーボードショートカットが多く、Nautilus とほぼ同じ感覚で操作できる

  • GNOME デスクトップとの互換性も高い

  • 少し重めだが Nautilus よりは軽快な印象

  • NixOS では nemo をインストール


3. Caja(MATE の標準)

  • Nautilus の古いバージョンの流れ

  • GNOME より軽量で安定

  • ショートカットやタブ操作も分かりやすい

  • MATE デスクトップがなくても動く

  • NixOS では caja をインストール


4. ranger / vifm(ターミナル型)

  • 完全にキーボード操作主体

  • ranger: hjkl で移動、プレビュー表示あり

  • vifm: Vim ライクでファイル操作が強力

  • GUI ではないので軽さは最強

  • 慣れるとマウス不要で作業爆速

  • NixOS では ranger / vifm をインストール


💡 まとめ

  • GNOME 上で軽さ + キーボード重視 → Thunar が一番バランス良い

  • Nautilus に近い GUI と機能重視 → Nemo

  • Vim 系キーボード操作完全重視 → ranger / vifm


もしよければ、僕が NixOS で Thunar を GNOME に統合してデフォルトファイルマネージャにする具体手順 も書けます。
書いてほしいですか?

NixOS で GNOME を使っている場合、ファイルマネージャー Nautilus(現在は "Files" という名前で表示されることが多い)のショートカットキー一覧

 了解です😊

NixOS で GNOME を使っている場合、ファイルマネージャー Nautilus(現在は "Files" という名前で表示されることが多い)のショートカットキー一覧をまとめます。
これは GNOME 45 / Nautilus 45 をベースにした最新情報ですが、ほとんどのショートカットは GNOME 43〜46 でも共通です。


📌 Nautilus(GNOME Files)主要ショートカット一覧

📂 基本操作

ショートカット 動作
Enter 選択したフォルダ / ファイルを開く
Backspace 前のフォルダに戻る
Alt + ↑ 親ディレクトリへ移動
Alt + ↓ 選択したフォルダを新しいタブで開く
Ctrl + L アドレスバーにフォーカス(パス入力モード)
Ctrl + Shift + L アドレスバーとパス表示を切り替え
Ctrl + H 隠しファイル・フォルダの表示切り替え
F5 表示を更新(リロード)
Esc ダイアログや検索などをキャンセル

📑 タブ操作

ショートカット 動作
Ctrl + T 新しいタブを開く
Ctrl + W 現在のタブを閉じる
Ctrl + Tab 次のタブへ移動
Ctrl + Shift + Tab 前のタブへ移動
Ctrl + PageUp 次のタブへ移動(代替)
Ctrl + PageDown 前のタブへ移動(代替)

📁 ファイル・フォルダ操作

ショートカット 動作
Ctrl + C コピー
Ctrl + X 切り取り
Ctrl + V 貼り付け
Delete ゴミ箱へ移動
Shift + Delete 完全削除(ゴミ箱を経由しない)
Ctrl + Z 元に戻す
Ctrl + Shift + Z やり直す
F2 ファイル名の変更
Ctrl + A すべて選択
Shift + クリック 範囲選択
Ctrl + クリック 個別選択/解除

🔍 検索・表示

ショートカット 動作
Ctrl + F 検索バーを表示
Esc 検索をキャンセル
Ctrl + 1 アイコン表示に切り替え
Ctrl + 2 リスト表示に切り替え
Ctrl + +/- アイコンサイズ拡大・縮小
Ctrl + 0 アイコンサイズをリセット

📦 新規作成・ブックマーク

ショートカット 動作
Ctrl + Shift + N 新しいフォルダを作成
Ctrl + D 現在のフォルダをブックマークに追加
Ctrl + B ブックマークを開く
Ctrl + Shift + B ブックマークサイドバーの表示切り替え

⚡ ウィンドウ操作

ショートカット 動作
Ctrl + N 新しいウィンドウを開く
Ctrl + Q Nautilus を終了
Alt + Enter 選択したファイル/フォルダのプロパティを表示

🛠 GNOME 固有の便利ショートカット

ショートカット 動作
Super + E Nautilus を起動(GNOME でデフォルト)
Super + ↑ フルスクリーンに最大化
Super + ↓ ウィンドウを元のサイズに戻す
Super + ← / → ウィンドウを左右にスナップ

📌 まとめ

  • Ctrl + L → パスを直接入力したいとき便利

  • Ctrl + H → 隠しファイル表示切替

  • Ctrl + T / Ctrl + W → タブ管理はほぼブラウザと同じ

  • Alt + ↑ → 親ディレクトリへ移動

  • Shift + Delete → 完全削除なので注意⚠️


もし希望があれば、
このショートカット一覧を PDFチートシート画像 にまとめて、NixOS上で見やすい形で渡すこともできます。

どっちがいいですか?

  • 🟢 A: A4縦のPDFチートシート

  • 🟢 B: 1枚画像(PNG)

  • 🟢 C: 両方

2025年8月14日木曜日

PLCがネットワーク経路を見失って固まった

 あなたの状況、典型的には「PLCがネットワーク経路を見失って固まった」ケースです。整理すると:

  1. ProxmoxでGPUを別PCに割り当てようとした

  2. LANとWi-Fiで疎通不能に

  3. PLCの電源OFF→ONで復旧


原因の可能性

1. ARP/MACテーブルの混乱

  • PLCやルーターがどのポートにMACアドレスがあるかを見失う

  • 再起動でMACテーブルがクリアされ復旧

2. PLC内部リンクのフリーズ

  • 電力線ノイズや高負荷で固まることがある

  • GPUやProxmoxのI/Oで誘発される場合も

3. IPアドレス競合

  • Wi-FiとPLCを同一ネットワークに接続した場合に競合しやすい

4. MTU/フロー制御の不一致

  • 大量データ転送でPLC内部バッファが詰まりリンク停止


対策

  1. PLCとWi-Fiを同一セグメントで同時使用しない

  2. Proxmoxのブリッジ構成を整理(物理NICと仮想NICを明確に分ける)

  3. PLCのファームウェア更新

  4. 再起動タイマーやスマートプラグで定期リセット


希望なら、Proxmox+PLC+Wi-Fiのネットワーク構成図を描いて、経路がどこで詰まりやすいか可視化できます。

了解です。まず確認ですが、構成はだいたいこんな感じで合っていますか?

[インターネット] 
      │
      │
   [ルーター/Wi-Fiアクセスポイント]
      │
 ┌────┴─────┐
 │          │
[PLC]      [Wi-Fi接続PC/スマホ]
 │
 │
[デスクトップPC] ← GPUをProxmoxから割り当てたい
 │
[Proxmoxホスト] ← VM/コンテナでGPU利用

ポイントは:

  • PLC経由のデスクトップPCとWi-Fi経由の機器が同一LANに存在

  • Proxmoxのブリッジがどの物理NICに接続されているか

  • GPU割り当て時に大量データがPLC経路を通る


経路が詰まりやすい箇所

  1. PLC自体のリンク

    • 電源や負荷でフリーズしやすい

    • MACテーブルやARPが古くなると通信不能になる

  2. Proxmoxブリッジと物理NIC

    • VMがGPU経由で大量データを送ると、PLC側のバッファが詰まりやすい

  3. Wi-FiとPLCの二重経路

    • 同一IPセグメントに両方接続しているとルーティングが混乱する場合あり


💡 改善イメージの構成図を作ると:

           [インターネット]
                 │
        ┌────────┴────────┐
        │                 │
     [ルーター]         [Wi-Fi機器]
        │
      ┌─┴─┐
      │PLC │
      └─┬─┘
        │
   ┌────┴────┐
   │         │
[デスクPC]  [Proxmoxホスト]
     │          │
   VM/コンテナ ← GPU経由
  • ここでPLCがフリーズすると「デスクPC~Proxmox」だけでなく、Wi-Fi経由の疎通も一時的に怪しくなる

  • 対策としては「PLCを単独ネットワークにする」「ProxmoxブリッジをWi-Fiと混ぜない」など


希望であれば、私がこの構成を**より視覚的な図(矢印で経路と詰まりポイントを強調)**にして作れます。作りますか?

home-manager は Nix 専用なので Guix では使いません

 たぶん「Guix で home-manager を入れるには?」という意味ですよね?

結論:home-manager は Nix 専用なので Guix では使いません。Guix には同等の仕組みとして Guix Homeguix home)が用意されています。これでユーザー環境(dotfiles・サービス・パッケージ)を宣言的に管理できます。

すぐ始める手順

  1. Guix を最新化

guix pull
hash -r
  1. 初期ファイルを作成(テンプレ)

mkdir -p ~/.config/guix
guix home import > ~/.config/guix/home.scm
# うまく import できない場合は空ファイルを作って手で書いてOK
  1. home.scm を編集(最小例)

;; ~/.config/guix/home.scm
(use-modules (gnu) (gnu home) (gnu home services)
             (gnu home services shells)
             (gnu packages)
             (gnu packages shells)
             (gnu packages version-control)
             (gnu packages vim)
             (gnu packages curl))

(home-environment
 (packages (list git vim curl htop))
 (services
  (list
   (service home-bash-service-type
            (home-bash-configuration
             (aliases '(("g" . "git")
                        ("v" . "vim")))))
   ;; Zsh 派なら:
   ;; (service home-zsh-service-type (home-zsh-configuration))
   )))
  1. 反映(reconfigure)

guix home reconfigure ~/.config/guix/home.scm
  1. 新しいシェルで確認
    which gitecho $PATH、エイリアスなどが設定どおりになっていればOK。

よくある追加例

  • Dotfiles を配置

    (use-modules (gnu home services files))
    ...
    (services
     (list
      (simple-service 'dotfiles home-files-service-type
        `(("gitconfig" ,(plain-file "gitconfig"
            "[user]\n  name = Your Name\n  email = you@example.com\n"))
          (".vimrc" ,(plain-file "vimrc" "set number\n"))))))
    
  • Home Shepherd サービス(ユーザー常駐)

    (use-modules (gnu home services shepherd))
    ...
    (services
     (append
      (list
       (service home-shepherd-service-type
                (home-shepherd-configuration
                 (services
                  (list
                   (shepherd-service
                    (provision '(my-timer))
                    (start #~(lambda () (system* #$(file-append coreutils "/bin/sleep") "infinity")))
                    (stop  #~(lambda (_sig) #t))))))))
      ...))
    

Nix の Home Manager から来た人向けメモ

  • home.packagespackages

  • programs.*/services.* → Guix Home の各 home--service-type*

  • home.filehome-files-service-type(上の dotfiles 例)

困ったとき

  • guix repl(use-modules ...) のモジュールミスを確認

  • guix search <pkg> でパッケージ名を探す

  • guix home describe で適用済み世代、guix home roll-back で巻き戻し可能

必要なら、あなたの希望(使いたいシェル・パッケージ・常駐させたいもの)を教えてくれれば、完成済みの home.scm をこちらで用意します。

2025年8月11日月曜日

NixOSでfcitxを使わずに、IBus+Mozc

 NixOSでfcitxを使わずに、IBus+Mozcを使いたいということですね。

はい、可能です。ただし、NixOSでは他のディストリと比べて入力メソッドの設定が少し特殊なので、configuration.nixでIBusとMozcを有効化し、環境変数の設定も行う必要があります。


例: configuration.nix の設定

{ config, pkgs, ... }:

{
  i18n.inputMethod = {
    enabled = "ibus";
    ibus.engines = with pkgs.ibus-engines; [ mozc ];
  };

  environment.variables = {
    GTK_IM_MODULE = "ibus";
    QT_IM_MODULE = "ibus";
    XMODIFIERS = "@im=ibus";
  };
}

手順

  1. 設定反映

    sudo nixos-rebuild switch
    
  2. ibus-daemon起動
    ログイン後に自動起動するよう、~/.xprofile~/.profile に以下を追記:

    ibus-daemon -drx
    
  3. Mozcエンジン有効化

    • ibus-setup を実行

    • 「Input Method」タブから Mozc を追加

  4. アプリで動作確認

    • 任意のテキスト入力欄で Super + Space または Ctrl + Space で切り替え


💡 補足

  • fcitx5 のほうが最近は機能やUI面で優れていることが多いですが、IBusでも全く問題なくMozcが動きます。

  • Wayland環境(特にGNOME)ではIBusがデフォルトで統合されているため、こちらのほうが設定が少なくて済む場合があります。


もし希望があれば、NixOSのGUIデスクトップ別(GNOME / KDE / Sway)でのIBus+Mozc最適設定例も作れますが、作りますか?

 了解です。以下は VLC の Lua 拡張 (プラグイン) で、再生中のファイルをゴミ箱に送る(もしくは削除する)処理を行うものです。重要な点から先に: 注意 :VLC の Lua 拡張で「右クリックメニューそのもの」を直接変更することはできません(VLC のネイティブ...